保守点検とは 事故はなぜ起きる 施設の倒壊事故や遊具事故は、なぜ起きてしまうのでしょうか? 施設の老朽化による腐食や摩耗、又、ボルトなどの欠損やゆるみなどが見過ごされるなどの管理不足、さらには、構造部材などの強度不足など様々な要因で事故は起きてしまいます。 鉄はさびやすいという欠点-静かに進行する鋼管の腐食- 遊具及び体育施設、照明灯などの施設の多くは鉄でできた鋼管が素材として使われております。鉄は、自動車の排気ガス、塩害、さらには犬猫の尿などの様々な悪条件にさらされて腐食します。 施設の老朽化 木製遊具や遊具のロープやネットは、老朽化により腐食・摩耗します。木製の遊具は、外側から見てはそれほどと思われても、中心部の腐食が進行していて、事故につながる事があります。 例:遊具壊れ13人けが-木製支柱腐って折れる。(2007年 岐阜県大垣市) 管理不十分 点検管理が不十分で、ボルトなどの部材が欠損していたり、変形するなど、本来の機能を果たしていない不機能施設。 強度・安全基準 施設本来の安全基準を満たしていない強度不足なども施設倒壊事故の原因となります。